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健診・検診どちらを受けてますか?

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 地元で癌発見率が高いと評判の大手の病院へ夫婦で出かけた。
最近、食欲無くて、美味しく食べられない。しかも連れ合いは痛みすらある。

 

我らが受けるのは、病気がないかどうかを調べる「検診」である。
健康であることを確認するのは「健診」


毎年、特定健診だけでなく胃カメラ・腹部エコーを受けているが、去年はどちらも受けず心配もあった。ドクターとの問診で衝撃的な事があったので、笑い話としてブログに登場。

 

医者との問答 

数年ぶりなので予約もなく飛び込み、随分と待たされオットさんは少々イライラ。
ワタシの問診は簡単に終わったが、次に入ったオットさんがなかなか出てこない。
暫くたって

「奥さんを呼んで下さい」で呼ばれて診察室へ

オットさんこの時点で、以前の胃カメラに異状が見つかったのかと驚いた。

 

Dr「以前の胃カメラとエコーの結果をご主人が全く覚えておられないですが、最近こういう事ありますか?」

 

ワタシ「いいえ、忘れっぽい事はないですが・・・」

 

Dr「肝臓の中の胆管が少し広がっていて、人によっては黄疸が出たり、症状が出たりするので、10年前から検査の度にちゃんと説明している筈ですが、ご主人は全く覚えておられないです」

 

10年前?そんなに前は受診してない筈だが???

3年前と4年前に胃カメラ受けただけで、この病院はかかりつけ医ではない。


どうも年月日を見間違えてるような・・・しかしこちらの言う事に耳をかさない。先生の御年はどうも80くらい。

ワタシとしても胃カメラの結果が気になり・・・(それも3年前の結果)


ワタシ「前の結果が悪いのですか、胆管が広がってて悪影響があるのですか?」

 

Dr「経過観察要です、問題は検査結果をご主人が全く覚えておられない事です

 

ハハァ~ン、

つまり認知症を疑った訳ね

この時点でオットさんも事態が分かり、顔がムッとなった。3年前に異状なしと聞いているので細かいことは忘れてる。

 

ワタシ「胃カメラの後で麻酔の影響もあり、覚えてないのでしょう」


Dr「いやいや、いま麻酔の話はしていません」

アレッこの先生、少しおかしい?


当時、検査結果を聞き、その結果をかかりつけ医に送ってもらっていた。だから安心してた

 

何度も、覚えてないことを指摘し、覚えてないことがおかしいです・・と言われる。ここまで実に30分近い

 

オットは憮然とした顔で診察室を後にし、受付へ直行して、今回受ける胃カメラの検査結果は別の先生にしてほしいと頼み込んだ。


認知症を疑われ、さほど異常でもない結果を悪くなればこうなると説明され、医者への信頼感が失せてしまったようだ。

 

事務員から聞いて外来主任が来た

カルテを持ってきて医者並みに説明をし、

Ns「異常はないから心配しないで下さい。胃カメラ後の説明は別の先生にお願いしますから、ご安心下さい・・・。」

 

帰り際に驚いたのは
Ns「これに懲りずに良ければ是非おいで下さい」

 

あら、ここの病院は医者優先でなく患者の気持ちになってフォーローしてくれる。受付からして、とても親切だった。

 

私も医療職の端くれ、それも健診業務である。勿論優しく親切(自画自賛)

 

もうじき健診が始まる

会社員とその家族は別の健康診査を受けるが、我らは特定健診を受ける。

ワタシが思うにこの特定健診だけでは安心できない。性別で検診は変わるが以下をお勧め

  • 腹部超音波(病院)は毎年
  • 胃のX線(特定健診)・胃カメラ(病院)を毎年交互に
  • 大腸がん検診(特定健診)は毎年受け、異常があれば大腸カメラ(病院)
  • タバコを吸う人は胸のX線・喀痰細胞診検査(両方特定健診で申し込み可能)
  • PSA(前立腺腫瘍マーカー)検査→これは採血だけなので毎年受けると良い
  • 乳がん検診・子宮がん検診→30代以上は毎年受ける方が良い(癌を見つける検査だから検診である)
  • 骨密度測定

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毎年人間ドックを受ける人は高額ではあっても念を入れた検査ができるが、一主婦にとりそれは高額で負担。その時は市の特定健診をお勧め。とても安い。


それに追加して病院の胃カメラとか腹部超音波を受ける。秘訣は・・・健診でお願いすると高いので、胃腸の調子が悪いと言うと保険適用に。

 

特定健診

  1. 40歳から74歳のすべての被保険者・被扶養者を対象(75歳以上は医療機関か自治体で後期高齢者の健診を受ける)
  2. 生活習慣病やがん等の早期発見・早期治療等を重視して実施
  3. メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を減少させることを目的

 

 

項目は

  • 問診
  • 身長、体重(BMI)、腹囲
  • 尿検査(糖、蛋白)
  • 血圧測定
  • 肝機能検査(AST、ALT、γ- GT)
  • 血中脂質検査(HDL・LDLコレステロール、中性脂肪)
  • 糖尿病検査(空腹時血糖、ヘモグロビンA1c)

以下は追加オプション

  • B型、C型肝炎ウイルス検査を35・40・45・50・55・60・65・70歳時に実施
  • 胸部X線・大腸がん検診・乳がん検診・子宮がん検診
  • PSA(前立腺腫瘍マーカー)検査

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医師の判断により詳細項目を実施

  • 貧血検査(赤血球数、ヘマトクリット値、血色素量)
  • 心電図検査
  • 眼底検査(両眼)
  • 腎機能検査(血清クレアチニン、eGFR)

特定健診で異常が見つかることもあるが場所により見落とされる事もある

 

自分の為に、健診だけでなく、検診も受けよう