MRKなんでも記録

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真備町

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昼から真備町の同僚宅へ行った
集めた衣類やなんやかんや持って。


同僚宅は真備町の奥で矢掛に近い地域
清音から真備に入り、そこまで行く道中、長く走った


TVで水害の惨状を見ていたにもかかわらず、あまりに広範囲なので驚いた
それも2階までの浸水だ

ホントに真備町全体が被災している
それは驚くばかり


真備町の商店街
辛うじて機能している店が数軒

ガソリンスタンド2軒見た
セブンイレブン2軒見た
災害救助の先鋒たるセブンイレブンだわ

医院1軒見た
入り口に手書きで「開業してます」とある
責任感・使命感から頑張っているとわかる


賑やかな…いや賑やかだった通りを抜け、田園地帯に入る

TVから



違う標識ながら高さは同じ



標識の写真は撮れたけど、見るも無残な家々にカメラは向けられなかった

目に入る家は全部カーテンなく、窓がポッカリと黒く見えて人気が無い
もちろん外に洗濯物さえ無い

室内には何も無く空洞化してる

古い家は土壁が崩れ、解体が入ってる
数軒リフォームにかかっている家がある

しかし殆どの家は、片付けを済ませ、室内の材木を乾かしている



殆どの家が2階までの浸水
見る家、見る家、そんなで絶句してしまう

夜になると、真っ暗なんだそうだ
最近、ようやく街灯が点きだしたそうだが
どの家も住んでないため灯りが無いのだ

…………………………………………………………


絶句状態のまま走り、同僚宅に着いた
大工さんが入り、リフォームにかかっていた

昔、小田川が決壊したことがあるので、先代さんが、地を上げて、建築したそうだ

お陰で、この家は、2階が浸水せずに済んだ

しかしながら避難時、すぐ側の小田川から水が来るので、逆方向に逃げるしかなかった…と恐怖体験を聞いた。

先代さんの話が頭に有ったのだろう
避難前に、大事な物を2階に上げたそうだ

中2の息子さんに、それを言うと
一番にゲーム機とパソコンを持って上がったそうだ(笑)

親は
「教科書が先でしょ、持って上がりなさい」


…………………………………………………………


服も靴も水に浸かり捨てざるを得なかった

咄嗟の時の大事な物……きっと思いつかないだろうな


いっぱい話を聞いた
彼女、ようやく体重が戻りだした…と。
また10月から仕事に出てみる…と。
すると仕事用の靴が無い…と買いに行ったそう

靴さえ、流れたり、汚れた水で履けなくなったりして無いのだ

彼女の服
私の友人が驚くほどの量の服をカンパしてくれた

中3の息子さんの服
うちの着道楽の息子が沢山くれた

あまりに災害が酷いと無一物になってしまうのが辛いことだ

災害の大きさを感じたのがもう一つ
まだ炊き出しが、あると聞いた

元の生活に戻るのは、まだまだ先のようだ
本当に言葉もでない惨状だった


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